2012年8月22日水曜日

友人





            エンクエントロ ASIAN HEALING のHIROです。


            
            イギリスでのオリンピックが終わり、4年後はブラジルです。

            100年前に国が進めた事業で、ブラジル日系移民の事はご存じかと

            思いますが、決して忘れてはいけない日本の歴史のひとつです。


            海外移民など遠い昔のように思えますが、1960年代まで続いていました。


            移民の一人であった友人、Uさん。

            
            小さい時に沖縄から家族で、ブラジルに渡りました。

            受け入れ態勢が不十分なブラジルで移民達は苦労の連続でした。


            Uさん家族は後にアルゼンチンに渡るのですが、そこでも想像を超える

            苦労があったはずです。


            随分前になりますが、私とUさんは都内の某アパレルメーカーで出会いました。

            Uさんは日本に出稼ぎに来ていたのです。


            すぐに親しくなり14年前には里帰りの時、アルゼンチンまで連れていって

            もらいました。

            そこでお目にかかった移民1世・2世の方々。

            33時間もかかる遠い国なのに、そこには日本人の誇りを忘れない人々が

            お元気で生活され、私達を手厚く迎えてくれました。


            涙・涙・涙、ご苦労された人々に暖かく迎えて頂き、

            ただ泣いていたのを覚えています。



            お世話になりっぱなしのUさんに、何年か振りにこの夏、お目にかかりました。

            パタンナーとして働き、アルゼンチンにいる兄弟の面倒を全てみてきました。

            今まで、家族の為だけに働いてきたUさんですが、

            最近、素敵なパートナーができました。



            本当に良かった!!!

            とっても幸せそう。



            そして、甥や姪の成長に目を細め、自分の使命を果たしたかのような満足感と

            強さが伝わってきました。



            今日の写真は、帰り際にUさんが、私に買ってくれたケーキです。

            いったい何人家族なの?と思わせるケーキの数。

            いつも自分の事より、まわりに気遣うUさん。

            
            本当にありがとう!!!

            自転車のかごにケーキを入れ、何故か、また涙が止まらず自転車を

            ひいて帰りました。


            Uさん、あなたは本当に素敵です。

            そして、あなたの家族のことは、決して忘れません。


            感謝。                 HIRO


            身体とこころの癒しにエンクエントロ ASIAN HEALING

            H・P            www.encuentro.jp

            

            


            


            

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